2017年4月から新卒で株式会社はてなに入社してフルタイムでWebアプリケーションエンジニアとして働いたのですが、2021年4月に東京工業大学情報理工学院 数理計算科学系の修士課程に入学しました。しばらくは貯金とアルバイトと学生支援機構からのローンで生活する予定です。
主に programming environment や program comprehension みたいな、ソフトウェア工学とプログラミング言語(実装より)の間くらいのところ研究しようと考えています。
- もともとプログラミング支援ツール(formatter, linter, IDE, etc...)を作るのが好きで、趣味でScalaのIDEやformatterやその基盤システムの開発を細々とお手伝いしていた。
- そこらへんのコミュニティや海外カンファで、企業や大学に所属してプログラミング支援ツールをフルタイムで作っている人と会話しているうちに、そういうツール作るの専門にしていきたいなという気分になってきた。
- 思い切って一度大学院でプログラミング環境の研究しつつ、あわよくばキャリアチェンジしよう思い、大学院に入学することにした。
- (仕事はいつでもできるが、大学に入学して収入が激減したときの打撃は人生が進めば進むほど大きくなりそうだし、仕事しながら大学院いくほどのバイタリティはない)
- できれば卒業後は開発支援ツール作る仕事に就きたいとぼんやり思っているが、卒業後のキャリアとかはまだ一切考えていない...
- 突然2000万円くらい天から降ってきたりしない限りは博士課程にそのまま進学する予定はありません。
今後もScalaとかのツール開発に参加しつつ、研究でもプログラマの生産性を向上させる便利システムを作っていきたいですね。