主に私生活で変化がめちゃくちゃ大きい一年だった。
本当に毎月なにかしらのイベントがあったのだけれど、その中でもとりわけ大きかったイベントと仕事を振り返っておこうかな
結婚して引っ越しした
お互い10年程一人暮らしを経て初めての同棲だったし、一人の時間を確保したいタイプだったのでどうなるかと思っていたけれど、思いほかかなり快適に楽しく生活できている。
付き合い始めて同棲するまで約1年間は相手が大阪、自分が神奈川の遠距離だったのだけれど、フルリモートを活かして定期的に大阪に会いに行っていてほぼ半同棲状態だったので生活における価値観のすり合わせがかなりできた状態での同棲開始だったのも大きいかもしれない。
家で何気ないことを話せる相手がいるっていうの良いね。
妻は関西に仕事があり、自分はフルリモートで関東の人の多さと家賃の高さに辛みを感じていたので自分が大阪に引っ越すという形になった。
しばらく大阪に住んでみて家賃は(比較的)安いし京都にも近くて気に入っているのだけれど、離れてみて関東の良さにも気づくことができたと思う(ボルダリングジムが多い・友達が多い・駅ごとに違う顔を見せるので歩いてて楽しいなど)。今後ずっと関西にずっと住んでいるかはまだ分からない。
オーストラリア・ニュージーランドに新婚旅行に行った
オーストラリアとニュージーランドに新婚旅行に行きました。3週間。
結婚してすぐあとに妻の転職に伴う長めの有給消化期間ができたので、こんなチャンスは二度とないかもしれないと思い長めの海外旅行をすることにした。自分が日本の冬の間に南半球でアゲインサマーしたい!というのと、ニュージーランドのウェリントンに住んでいる妻の従兄弟を訪ねようということでこれらの国に滞在することにした。
オーストラリアでは昔海外カンファレンスで仲良くなったオーストラリア出身のScalaエンジニアが街を案内してくれたり、ニュージーランドでは従兄弟家族がいろんな山に連れて行ってくれたりと、いろんな人のおかげで想像以上に楽しい旅行になった。
本当に楽しかったので新婚旅行についてはそのうちブログ書きたいと思ってるんだけれど、思い出がでかすぎてなかなか筆が進んでいない〜
シドニーに訪れるのは10年ぶり2回目1だっかけれど、やっぱり日差しが強くて、清潔で、治安が良くて、公用語が英語で、動物がたくさんいて、自然と都会がきれいに融和した良い街だった。もし海外移住しないといけなくなったらオーストラリアに住みたい(物価の高さは考えないものとする)。
仕事
今年はだいたいWasmをやっていた。ScalaDays Madrid 2023 で Martin Odersky 先生に「次はどんなプロジェクトをやるんだい? Wasmとかどう?」みたいなことを言われて2023年末ごろにWasmについて勉強し始めた。
まずどういうアプローチをとるか検討(TeaVM Wasm? ScalaNative LLVM Emscripten? Scala.js+WasmGC?)し、最終的にScala.jsを使おうということになった。そこからWasmGCについて勉強2して実装を始め
プロトタイプを作ったあたりでScala.jsの作者の@sjrd (Sébastien Doeraene)が興味を持ってくれてめちゃくちゃ開発に参加してくれたおかげで意外と早く2024年9月にはすべてのScala.jsのSemanticsをカバーしたWasmGCバックエンドをリリースすることができた。
今は standalone-wasm (いわゆる "server-side" Wasm)サポートのためにWASIやComponentModelのお勉強3をしてプロトタイプを作り始めたところ。来年中にはアップストリームにマージできると良いな。
まとめ
今年は本当に私生活での変化がめちゃくちゃ大きい1年だった。2年前の自分に今結婚して2人暮らしして大阪に住んでWasmやってるっていっても信じないと思う。
もう少し細かいイベントでいうと色々あった
- 年始に同棲する家をさがしていたり
- 妻の実家の福井に旅行に行って、お祭りの手伝いをしたり
- 自分の親の住んでいる福岡に妻と2人でいって、両家顔合わせしたり
- 自分の実家の宮崎に訪れたり
- ScalaMatsuriで登壇したり
- Scalaわいわい勉強会というイベントを仲間たちと共催したり
- 同僚が日本にめちゃくちゃ遊びに来たので京都案内しまくったり
2025年の抱負
2024年は激動過ぎたので2025年はもう少し落ち着いた一年になると良いな。