キャリア的にもアカデミア的にも私生活などで大きなアップデートが多かったのでブログ書いた!
仕事
ポーランドのIT企業にリモートで働き始めました
- 2022年3月から VirtusLab という会社で Scala (Tooling) Engineer として週3で働いています。
- 本社はポーランドのKrakowですが
- OSSのScalaの開発支援ツール(Scala3や、IDE(metalsやビルドツールの一部など)の開発をしています。
- 開発支援ツールの開発はいつか本業にしたいなと思っていたことなのですごく嬉しい。がんばります!!!!!!!
今の所Krakowへの移住は考えてない(良いところ だけど寒いの苦手 & 知り合いのいない国に単身移住するの勇気いりすぎませんか)。年に1回くらいはオフィスに顔出しに行きたいなぁとは思っている。
給与面は物価の違いなどもあり日本より水準が少し低めですが、納得いく額をいただいています。
フリーランスになりました。アルプ株式会社で副業させていただいています
国内だとアルプ株式会社さんで副業(?)させていただいています。
Scalaな会社で週2くらいで副業したいな
— tanishiking24 (@tanishiking) 2021年10月15日
ぼそっとつぶやいたところご連絡をいただき、爆速でオファーをいただきました。本当にありがとうございます...。
- 基本的にバックエンドエンジニアとしてScalaを書きつつ、少しだけReact書いたりしてる。
- 採用している技術も面白いのですが、プロダクトのドメインもめちゃくちゃ複雑で、それをうまいこと仕様とプログラムに落とし込むという感じでとても面白いです。
- Scala関連だと scalac-profiling を使ってプロジェクトのフルビルドにかかる時間を50-60%くらい削減したのが楽しかった。
大学院
研究 - PX/22 というプログラミング体験に関するワークショップで発表しました
- 2021年4月から東京工業大学 情報理工学院数理計算科学系の修士課程で研究しています。
- 増原英彦研究室 – 東京工業大学情報理工学院数理・計算科学系
- 研究室としては "プログラミング言語とソフトウェア開発環境" を中心にしていて、僕はソフトウェア開発環境、特にプログラム理解に関するツールの開発研究をしています。
- 研究テーマの方向性は、一貫してコードリーディングの支援ツールなのですが以下のような変遷をたどって最終的にコード理解のためのnote takingツールに落ち着いた。
docs.google.com ↑研究室内の発表 + 先日の ScalaMatsuri で発表した資料。
ある程度のサーベイと、簡単なプロトタイプはできていたのでPXというプログラミング体験に関する国際ワークショップにショートペーパー投稿 & 発表しました。コロナなかったらポルトガル行けてたのか...と思うとめちゃくちゃ悲しい、コロナゆるせん。
2022.programming-conference.org
勉強
- 研究室の輪講でTaPLを読んだ
- オンラインだったのですが Miro のホワイトボードに証明を書いて、それをみんなでゴチャゴチャ言うという形式
- 1人で読んでも分かった気になって適当に読み進めてしまっていたと思うので、型システムに詳しい先生や博士課程の人にツッコミを受けながら読んでいけたのはめちゃくちゃ勉強になった。これだけで一年分の学費ペイする。
- 研究テーマを考えるため、サーベイしてプロジェクトのアイデアを研究室の人や友人に発表して反応を見て...を繰り返していた。
- 論文 - tanishiking-pub に読んだ論文はまとめている。結構読んだなぁ
- 授業も楽しく過ごしています: 楽しかった授業
- クォーター制は受ける側としては集中して勉強できるので嬉しい、英語講義は人によって良いのでけれど...英語苦手な先生だと資料を読み上げるだけになってしまうので厳しく、先生にも生徒にも辛い感じになってるなと思った
いったん休学
仕事が忙しくなりそうなので一旦次の2022年10月までは休学することにしました。この後のことは何も考えてない。
その他
ScalaMatsuri にスタッフで参加しました
- 一般参加者として2018年から参加していた ScalaMatsuri に初めてスタッフとして参加しました。
- 学会などと被ってしまい大きな貢献はできず申し訳無い :bow:
- 今年は参加無料だったということもあり(?)とても多くの方が参加してくださり、(イベント会場として利用した)Discordもめちゃくちゃ大盛りあがりしており、1Scalaユーザーとしてイベントスタッフとしてもとても嬉し楽しかったです!
2日目のオープンマイクで metals の機能紹介をした結果、何人かに布教成功したようで嬉しい :tada:
Apex ソロダイヤ
ソロダイヤうれし~~~~~~ pic.twitter.com/KAqlKYxbPM
— tanishiking24 (@tanishiking) 2022年3月21日
うれし〜〜〜、プレイ時間は1000時間くらいです。
今シーズンは立ち回りさえ良ければ盛れる環境になっているらしく、次シーズンもダイヤに行けるのか不安...撃ち合いがそんなに強くない自覚はあるので最近はkovaakでエイムの練習したりしている。ジャンプマスターだけは任せてくれ。